ぎょぎょ雑記

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あまショコ楽曲まわりのおはなし

まさかこれを見ていてまだサントラを買っていないなんて人はいないでしょうが

今回は全曲ではなく、お気に入りだったり話したい話題があったりする楽曲をピックアップしていきます。

 

・3拍子系のアコーディオン(ハーモニカ?)

個人的に無印の楽曲といえばこれ。『お目覚めのコーヒーはいかが?』『お散歩わんこ』『昼下がりのコーヒーブレイク』ですね。

ゆらゆらと軽く揺れるようなリズム感をしていて、3曲とも「異国情緒」を意識されているのかなと感じられました。夕渚町の設定はある程度固まっていてそういうオーダーが入っていたのかもと僕は思っていたりします。

『昼下がりのコーヒーブレイク』は初めて聴いた時のインパクトがあまりにも強くてびっくりした記憶があります。めちゃくちゃいかついサウンドしてるのに、ゲームをプレイしていくうちにいつのまにか耳に馴染んでいくのが不思議。

 

・『ご機嫌なしっぽ』

文句なしのかわいさNo1楽曲だと思っています。メロディの跳ね具合や使っている音色が完全にツボ。特に中盤のピアノは子供が力加減を意識せず鍵盤をグッと押しているような音になっていてとてもかわいい。

トロピカルな雰囲気のあるパーカッションが全体を通して地味に鳴っているのも特徴的。外からは平常心に見えるけれどテンションは少し上がっている、みたいなバランス感覚でとても好きです。

 

・『あくびする猫』

ジャズチックな雰囲気がある……と言っていいのかな……詳しくない世界なのでよくわからず……

この楽曲は聴いていてリラックスできるのが良いところだなあと思います。このリラックス感が何に起因しているのかがまだ自分なりの答えを出せていないのでそのあたりはまた追々と。中盤のメロディに使われている音色は少し斜に構えたような雰囲気がしていて、その微妙なねじくれ具合が千絵莉っぽい印象を受けました。

 

・『月は遠く』

きゃべつスペースを聞いて以来『はんなりうさぎ姉妹』で使えなかった尺八がここで活かされている……?と思うようになってしまいました。

同主調転調が使われている……ということでいいはず……

実は去年の冬コミまわりの作業を『Emerald Letter』で同主調転調が起こっていることに初めて気がつきまして……その時は珍しいものだと思ってたんですがね……僕が気づいていないだけで色々なところで使われているのかもなあと勉強になりました。ヌルっと転調しているおかげなのか、全体的にエモーショナル雰囲気が強めだなと思います。

 

・『はねるケモミミ』

3になってギャグシーン向け楽曲が(それだけでもない気がしますが)増えたのは驚きでした。『パイがこげちゃった』はハプニングが起こった後のような雰囲気をしているのに対して、こちらは只今絶賛パニック中といった感じ。以前僕が『ご機嫌なしっぽ』のコメディチックなアレンジを作ったのは「パニック中の楽曲が無いからチャンスだ!しかもそういうのはみつきさんに合う!」と思ったからだったりします。いやまさか3でギャグ向けの楽曲が増えるとは思わないじゃないですか……

前半の方に登場する半音下降のフレーズがお気に入りです。半音の動きはほんっとに幅広いニュアンスをつけられるよなあと再認識しました。

 

・『解き放たれた記憶』

ピアノメインの楽曲の中で一番好きなのがこれです。メロディがとてもドラマティックで良い……

ゲームのBGMとしては強弱が結構大胆につけられているなと思います。基本的にはフラットにするものだと考えていたのでサントラ音源で聴いた時はとても驚きました。

 

・『Wish*upon a Star』

ボーカル曲の中でも群を抜いて歌詞がお気に入りです。恋に恋するって本当に大好きで……

2番Bメロ、昔のバージョンでは"ふんいき"と歌われているんですが、あまショコの方ではおそらく意図的に"ふいんき"になっているんですよね。個人的には"ふいんき"の方が文脈的に合っていて好みです。

 

・『虹色*Sweetie』

こちらはサウンドが一番好みなボーカル曲です。特にサビ前に出てくる重めなドラムが心音のようで大好き。また、全体を通してドラムが少し主張強め?でかなり細かめなリズムを刻んでいるのがめちゃくちゃクセになっています。

BGMではちらほら見かけますが、ボーカル曲でサビの締めがsus4→メジャーになっているのは藤井さん楽曲の中では珍しい気がします。少し漁ってみましたが『囚われのアリア』と『ヘリオドールの光跡』ラスサビ締めくらいでしょうか?触れていない楽曲はまだまだ多いですが……

 

・『あまいろ*TeaParty』

ボーカル曲の中で一番を選べと言われたらなんだかんだでこれになりますね。サビの進行がめちゃ好きなんですよ……

あまショコ楽曲で唯一、明確に作品の外にいるプレイヤーへ向けた歌詞が書かれている点が印象的でした。このOPムービーが使われているのがゲーム起動時(タイトル画面が表示される前)というのも絶妙。音楽以外の要素が噛み合ってどんどん愛着が湧いてくる、というのはゲーム音楽ならではだと思います。

 

 

 

以下おまけのピアノメドレーのおはなし

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ざっくりとメモ程度に。

 

○全体として

ジュエハメドレーのようにカロリーが高いものにはしない。作品世界にのめりこませるのではなく、現実の日常にスッと置けるようにしたい。

→人間に弾けないような構造は避ける。聴いていて疲れないようにする。

→各曲の繋ぎはジュエハの時よりシームレスに。

→無限ループできるような曲目に。最後は絶対『しっぽカフェへようこそ!』。

 

1・2・3の3部構成にする。各ヒロインのテーマとしての位置づけは一応決めておく。

みくり:『お散歩わんこ』

千絵莉:『あくびする猫』

苺華&ナナ:『きれいな毛並みのあの子』

かぐや&みつき:『はんなりうさぎ姉妹』『月は遠く』

コハナ:『malicious wolf』

 

 

○各曲の小話みたいな

『きらめき*Chocolaterie』

→みくりのテーマと千絵莉のテーマの後に置いてもよいが、物語の文脈ができてしまうためNG。『しっぽカフェへようこそ!』は最後に回すためトップバッターへ。

 

『伸びる夕影』

→ED曲の前振り枠。メドレーとしてはまだまだ終わらないので、夜ではなく夕方のイメージが強いこの楽曲に。

 

『Wish*upon a Star』

→あまショコのボーカル曲の中で少し特殊な立ち位置なので凝ったことをしたかった。イントロは『伸びる夕影』の調のままでエモーショナルに。また、ショートサイズにする都合上サビ後半で転調。

 

『きれいな毛並みのあの子』

→あまショコ2の楽曲で一番最初に公開されたのはティザームービーに使われていたこれ(のはず)なので第2部のトップバッターに。

 

『アイトキ*Cherishing』

→第3部のトップバッター。ボーカル曲は基本的に後奏をカットしているが、この楽曲に関しては単純な好みで後奏を外した(合唱編曲をした時からこの形)。スポーツ飲料のCMみたいな青春感が出せてわりと気に入っていたり。

 

シリウスを見つけて』~『解き放たれた記憶』

→『malicious wolf』の後はコハナの孤独に寄り添うパートが欲しかった。また、ここであまショコ1、2を思い返すようなパートにもなるかなと。

 

『恋するケモノ』

→以前にドラマティックなピアノアレンジを書いたが、メドレー中でその役割は『解き放たれた記憶』に回すため原曲通りおとなしめに。

 

『解き放たれた記憶』

→最後のED曲に向けてしっかり盛り上がりを作りたかった。ここの盛り上がりをできる限りこの先へ持っていくため継ぎ目がほぼ無いくらいで次に繋ぐ形に。

 

『あまいろ*TeaParty』

→この楽曲を特別枠とするためにフルサイズ、他のボーカル曲はショートサイズに。あまショコ3発売後に見かけた「あまショコになる」という言葉をメドレーの中で実現するにはどんなアプローチができるだろうと考えた結果「聞き手があまショコ楽曲を歌えばそれはあまショコになるということでは?」となった。"Let's Party~☆"を言わせれば及第点(?)、1番でメロディーを少しでも口ずさんでもらえれば僕の勝ち(?)。