濃密な1年を過ごせたのでせっかくならと雑にまとめてみました。
自分のスキルや価値観に影響を与えたり印象に残っているような話をピックアップしています。
◾️1月
・ガルフラ『いざ冒険のとき』ピアノカバー
ガルフラで何かをするのならこのタイミングしかないということで急遽作成。数時間程度で仕上げた記憶。
23年はこれまでにないぐらい大変な年になりそうなのが明らかだったので、自分を奮い立たせるつもりだった。あとこのあたりの時期はナインスで締めることにやたらとハマっていた気がする。
藤井さんが楽曲担当されているきゃべつそふと作品からアレンジのプランを8曲分立てる。
この頃からDAWを少しづつ触り始めていたが、何度も挫折。
・スタァライト合唱 合唱練初参加
22年10月頃アニメ作品には触れ、舞台版以外の楽曲は大体聴き込んだ状態で練習へ。「この楽曲を合唱でやれるんですか!?」と内心テンション爆上がり。
某団の演奏会で僕が一方的に知っている方はそれなりにいたけれど、知り合いは誰1人いない状態(団全体を見ると1人知り合いがいたが練習不参加)。正直この時はファン精神で練習に参加していた。
・『RE:D Cherish! -Eternity Blood-』プレイ
前作に引き続き、演出がよく凝られていてめちゃくちゃ楽しかった。スイスイ読み進められて、かつ画面造りが面白いという作品は貴重だなと思う。
メルクまわりのドラマが猛烈にぶっ刺さった。あの結末で負った傷は今も割と残ってる。
・FGO二部七章後編公開
ORTの暴れっぷりに大満足。アレで本家より弱体化してるってマジ?
テスカトリポカの語る"時間"の思想に感銘を受ける。奈須きのこの凄さを再認識。
◾️2月
・スタァライト合唱 ダンス練初参加
先生主導の振り入れ回。どういうダンスをやるか事前に軽くチェックしたものの、ほとんどついていけず。次回ダンス練までに振り入れはほぼ終わらせようと決意し、ダンスの自主練にかなりの時間を割く。2回目の練習参加でありながら、ファン精神は完全に抜けた。
・スタァライト合唱 衣装発注
ダンスでどのキャラクターのポジションをやるか通達され、昔からの憧れだったコスプレでオンステしたいじゃんということで実店舗対応している所を探し出した。
発注のための資料を準備しているうちにどんどんまひるのことが好きになっていく(一番好きなキャラクターは香子、物語としてはまひるのドラマが一番好きという状態だったが、一気にまひるへ傾いた)。
この後3回ほど衣装まわりの打ち合わせをお店の方とやっていった。
・サブカル合唱団の企画動画公開
22年に録音していた『櫻ノ詩』『非実在系のわたし達』の動画が公開される。団としてはコロナ禍明け初の企画だった上に少人数編成だったので、歌うのにかなり苦労した記憶。
良い感じの反応が見られて嬉しかった。
・『サクラノ刻』プレイ
前作はかなり嫌いだったが、今作はエンタメとしての盛り上がりがわかりやすかったので満足。プレイ当初は普通に楽しみ、表現活動について真剣に考えるようになってから思い返した時、かなり心に効いてくる作品になった。前作と合わせて再読したい気持ちがわりとある。
◾️3月
・バンドリ合唱団の練習にお邪魔する
主宰の方との繋がりでいつの間にかお邪魔することに。
同じコンテンツを好きな人達が集まることによって生まれる熱量に魅力を感じる(スタァライトの団とはちょっと方向性が違う)。
僕の"好き"もこの方々のように大切にしたいなと再認識。
・スタァライト合唱 ダンス練
ダンス練自体の参加は3回目、先生主導の練習は2回目という状況。完成度はともかく、初回と違いちゃんとついていけて、練習を練習としてその場で咀嚼できることに一安心。
練習後の飲みの場、帰り際でたくさん褒められたことが一つの契機になる。誇張抜きで「この団のためならなんでもやれる、というかやる」と考えるように。
7、8月の本番に向けて暗譜を始める。
僕なりの役作りはきちんとやってオンステしたい気持ちでアーカイブ視聴。まひるのことだけでなく、はるちゃんのこともどんどん好きになっていく。
これ以降、役作りの一環として合唱やダンスの練習に持っていく飲み物がお茶から水になる。
・『ハッピーライヴショウアップ アンコール!!』発表
ロシアまわりの情勢がアレだったのでFD発売が無くても仕方がないという気持ちでいたが、ついに発表され大歓喜。
◾️4月
・きゃべつカフェin東京
はじめましてな相互さんと会えて本当に嬉しかった。僕がわりと人見知りを発揮していたのはちょっぴり後悔。今はわりと通話とかやってるし次会う時はもうちょいなんとかなるはず……
uniyさんから色々と面白い話を聞けたり、歌声のこういうとこが好きと伝えられたのも良かった。
・舞台『少女☆歌劇 レヴュースタァライト #3 Growth』BDで鑑賞
ここで描かれたまひるの在り方がこの先の行動の指針になった。「まひるはあれだけのことをやれるのだから僕がここで勇気出せなくてどうする」みたいな。
ソフィーと並ぶ憧れのパフォーマーキャラクターとしてのまひるがここで明確になる。
◾️5月
・スタァライト合唱 合宿
あまりにも濃密すぎた2日間。合唱ダンスだけでなく座学の時間もあったことが僕にとって大きなプラスに。
「#3 のまひるは先陣切って頑張ってたでしょ」と考え、座学では率先して前へ出て実践。緊張で足が震えまくっていたけれど、大事な経験となった。
・舞台メイク講座
普段使い用メイクの知識を多少はつけてから講座へ。舞台メイクってマジで凄い!と実感。
7、8月の本番までメイク用品を色々買って試す。
・『Magical Charming!』体験版&オリエッタ√プレイ
隙間時間を縫ってなんとかプレイ。古典的な語り口で描かれる恋愛には満足したものの、「他の個別もこんな感じだと胃もたれというか、かなり眠くならないか?」と続きのプレイを敬遠。積みゲー消化ではまず最初にマジチャの続きを読むと予定を立てる。
◾️6月
・きらら合唱(ゆるキャン) 合宿
サブカル合唱祭はスタァライトの他にきららでオンステする予定だったので、ここでだいぶ詰め込み(合宿自体は練習とレク半々くらいの雰囲気)。
また、本番とは別の楽曲だが編曲者がいる中で歌う機会は中々レアで、はじめましての方だったので妙に気が引き締まった。
・舞台『DOLL』観劇
役者の体の使い方を生でしっかりと観るのは初めて。様々な物を額縁……フレーム?で表現する技法にびっくり。
「生きる場所を新しく見つけたよ」で止まらず、「たくさんの悲劇が起きた現実世界も僕の生きる場所だ」という結論に勇気づけられる。
おそらく水瀬シナリオ。突き抜けて良いところはなかったけれど、そんなに悪くないシナリオをお出しされたので一安心。SN、EXTRAシリーズ、メルブラあたりの過去作品要素の使い方が不快でなかった点が大きかった。
・『カーテンコール』合唱編曲
発売前のためショートサイズ。現実の演奏をかなり強く意識した他、パートからパートへバトンを繋ぐような構成を多めに入れてみた。Bメロ前半がシンプルすぎたのが反省点。
歌詞に『MAGICAL∞SHOWTIME!!』を盛り込んだのが未来予知になってしまって少し面白かった。
・冬コミで出すアルバムの方針修正
スタァライト合唱の活動に力を入れすぎて作業時間が全然取れず。
最初はあまショコ3、さくレット2、ジュエハ3の計画だったがジュエハだけに絞ることに。
ジュエハだけにするならもう少し曲数欲しいな……とアイデア出しをしていたら6曲に膨れ上がる。目標としては6曲、無理がありそうでもなんとか3曲は頑張ろうという方針に。
・『ハッピーライヴ ショウアップ アンコール!!』プレイ
ミヤビをメインにしたFDだが、一番心を打ってきたのはまたしてもソフィー。「少しづつだけれど、憧れのソフィーに近づけているはず」と考えていたら、想像もしていなかった強さを続編で見せられるというわけのわからない体験をすることに。これまで以上に憧れ、目標であることを再認識。
◾️7月
・『超探偵事件簿 レインコード』プレイ
夜行探偵事務所の描写不足感は否めず、当時はロードが非常に長くテンポが悪い、と問題点が非常に目立っていた。それでもなおプレイ体験は最高の作品だった。
最終章で明かされたトリックはお見事すぎて大爆笑。気づける人は気づけるであろう描写がきちんと挟まれており、不公平感が無かったのもあっぱれ。
・『あまいろ*TeaParty』合唱編曲
発売前のためショートサイズ。初めて原曲を聴いた時に抱いた楽しい気持ちを前面に押し出そうとした。
歌詞の"のんびり"を"lonely に"と聞き間違えたのが反省点。英歌詞っぽい……コハナのイメージに合うのはこれかな……とチョイスしたのにそもそも英歌詞ではないという。
サビ前半はかなりエモーショナルな方向に振り切り。ベースに少し変わった動きをさせたのが良い感じにハマってくれた。また、コーラスの都合で進行を少しいじるなんてことを初めてやってみたり。
かなりお気に入りの編曲ができたので手直しも兼ねてフルサイズにしてみたい。
・スタァライト合唱 本番その①
ダンス発表会に合唱団として臨んだ本番。僕はコーラスのみの参加。
メイクまわりは準備不足、衣装はちょっと不備あり、と個人的には中々に反省点多め。
これまでに縁のなかったダンスの世界を堪能し、強い刺激を受ける。
◾️8月
・𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖 2ndライブ 配信鑑賞
披露する楽曲をほとんど知らない状態でライブを浴びるのは面白いのでは?(1stライブの無料配信は見たけど)で急遽配信チケを購入。
世界観の作り込みが凄すぎてただひたすらに圧倒される。
・スタァライト合唱 本番②
サブカル合唱が集まる合唱祭のDay1。僕はコーラスのみでの参加。
舞台の上で初めてソロを歌わせていただくことに。きちんと形にはなったし悪くはなかったと思うのだけれど、準備していたものとは全然違う形になってしまったのでだいぶ悔しい。
・きらら合唱 本番
サブカル合唱が集まる合唱祭のDay2。
練習参加数が少ないながらもリラックスして楽しく歌えたと思う。スタァライトとは違ったスタンスでの本番を同じ年にやれて良かった。
・スタァライト合唱 本番③
サブカル合唱が集まる合唱祭のDay3。ダンスとコーラス両方での参加。
初めて舞台で踊った回。これまでの本番の反省もあり、きっちりと自分が納得できるぐらい全てをやり切れた。
・とあるステージ案の妄想
曲目、演出、衣装などのプランを素人なりにまとめてみる。実現可能性はともかくとして、かなりしっかりとまとめられた感触。なんとかして形にしてみたい。
◾️9月
・某感染症
命の危機を感じて救急車を呼んだりした(すんなり帰ってきたけれど)。本気でヤバいなと感じ、何かあった時のために先に上げたステージ案をとある方に投げておいた。その節はご迷惑をおかけしました……
体力が少し落ち、完治後も長時間の作業は難しい状態に。
・『アイトキ*Cherishing』合唱編曲
発売前のためショートサイズ。原曲がお気に入りすぎて巨大感情が爆発。ショートサイズで1つの演目として完結させることを意識し、がっつりアレンジを入れた。
サビ後半の男声は流石にごちゃごちゃしすぎだなと反省。
・『ハッピーライヴショウアップ アンコール!!』サントラ発売
『無限大 BRAND NEW START!!』のフル版に衝撃を受ける。かなり強い影響を受けることに。
◾️10月
・仕事が大忙し
平日に作業時間を捻出するのがかなり難しい状態に。加えて、12月の本番に向けて県内の合唱団への練習参加が増え、冬コミの準備が全然進められず。
・舞台『チェンソーマン』観劇
原作ミリ知ら状態で観劇。舞台セットがめちゃくちゃ豪華でアトラクションのようだった。
◾️11月
当時配信も観ておらず完全初見。過去作のカービィ楽曲は長いこと触れていなかったのに、ほとんど聴いた瞬間にパッと元ネタが浮かんできたのは自分で気持ち悪いなと思った。
実はメドレーという観点において一番影響を受けているのがカービィシリーズ。25thのオーケストラとはまた違ったコンセプトでまとめられたメドレー演目に大満足。
初っ端の掴みが凄まじい演目がいくつかあったので雑多なメモを。
①メモリアルカービィフェス:1993〜2004
→カービィの絵描き歌(初代テレビCM、夢の泉OP)。それを織り込む発想はなかった。
②わいわい!サブゲームフェス
→刹那の見切り。アレを楽曲として落とし込むセンスに脱帽。
③騎士たちの逆襲フェス
→メタナイトの逆襲タイトル。サントラ未収録楽曲(開発上は効果音管理?)なのに……
・スタァライト バンドライブ鑑賞
生でバンドサウンドを浴びるのがほぼ初めて。九九組のパフォーマンスを生で観るのも初めて。とても良い刺激になったというか、色々参考にして自分の体に落とし込むぞという気持ちで向き合いながら大いに楽しんだ。
・冬コミ準備に本腰を
9,10月はほとんど作業時間が取れなかったため大慌て。ぶっつけで新しいソフトを使うこともしばしば。
曲目のひとつにオーケストラ風味で予定していたものがあったが、カービィミュージックフェスとスタァライトバンドライブの影響でバンド寄りの雰囲気へ方針変更。
・『劇場版 少女☆歌劇レヴュースタァライト』舞台挨拶
劇場での鑑賞は3回目くらい?初めて音響をちゃんと意識していた。
もよはるの仲が良すぎる。
・とある本番
ライブハウス行われた結婚報告会(結婚式の二次会)。合唱団としてのパフォーマンスの他に、個人でのパフォーマンスもやってみることに。お祝いの場であることは大前提として、「その場にいる人達の誰も知らない楽曲でどこまで胸を打つパフォーマンスを作れるのか」という挑戦でもあった。
当日どのような機材があるのかわからなかったため色々と準備をしていて、自作のピアノ伴奏譜面、打ち込みピアノ伴奏音源、原曲インスト音源を持ち込み。最悪の場合はアカペラソロも視野に。また、この本番のために歌詞を1箇所だけ変更し、1フレーズ追加で書き下ろしもした。
嬉しい反応がたくさん得られたが、個人的には失敗が多く「精進しなくては」と改めて思い直す。
・『あまいろショコラータ』サントラ発売
3のプレイに先駆けてある程度聴き込み。
普段ゲームをプレイする時はイヤホン等使わずにノートPCの内蔵スピーカーで回しているため、1や2をプレイしていた時は意識できていなかったことが多数あることに気がついた。
◾️12月
・冬コミ関連入稿
人に出しても大丈夫と言える最低限をなんとか準備。何もかもひとりでやるのは現状の技術力だと限界があると実感。
入稿1週間後くらいに偶然誤字を見つけてしまいヘコむ。
・『カラフル*Pastelcolor』合唱編曲
これまでのあまショコ合唱編曲の要素を散りばめた集大成的編曲としてショートサイズにまとめようと試みる。結果としてはかなりスタンダードな形に。
・『げみにずむ』プレイ
常識に囚われない画面造りが非常に巧く、ストーリーラインとしても姉妹のドラマが魅力的で胸を打つものになっていた。かなりのパワーを持っている良作。
・『あまいろショコラータ3』プレイ
ほんの少しだけ不満はあるものの大満足。みつきさんに恋をした。ああ見えて仕事に対してストイックなところは見習いたいと考える(僕の場合は仕事ではなく趣味に対して、となる)。
・朗読劇『遙かなるエルドラド』配信鑑賞
あまりにもドロドロな愛憎劇で驚く。
女性が男性を演じるのを観るのは初めてだったはず。男性が女性を演じるための糸口になるかも?と思いながらも具体的な言語化はできず。
■雑感
悔しい思いをすることがとにかく多かった。
目標や理想は大きめにしておけばよいと考えていたけれど、こんなに悔しい思いをすることになるのならもう少し現実を見た方が良いと思わなくもない。でもまあ向こう見ずなところがこれから直ることはないだろうなとも。