ぎょぎょ雑記

ぎょぎょまるがゲームや音楽の話をする場所。

ジュエハキャラバン、あるいはアイドルシンガー・KyoKaさんのおはなし。

日記でもあり、自慢話でもあり、布教でもあり、ファンレターでもある記事です。とにかくまとまりがありません。テンションが壊れてしまったオタクの様子に興味がある方のみ先にお進みください()

 

6月25日の朝。ツイッターを見ていたらとんでもない情報が目に入りました。その日のジュエハキャラバンにKyoKaさんがいらっしゃるとのことで。かるーくイベントに顔を出すだけのつもりだった僕はめちゃくちゃ気が重くなってしまいました。

だってKyoKaさんですよKyoKaさん。歌唱を担当されている楽曲を扱った動画はかなり多いですし、めちゃくちゃ妄想キマっているような楽曲語り記事を最近上げてしまったばかりで単純に恥ずかしいという気持ちもありつつ……語り記事はともかくとして、合唱/ピアノ編曲動画は厳密に言えば黒寄りのグレーゾーンなのでそのあたりの心配もしていました。キャラバンにいらっしゃると知った時は「どうしよう。名乗るのはマズい気がする。というか名前出してわかるもんなのか……?いやまず対面するのが恥ずかしすぎる。マスクしてるけどどんな顔してイベントに参加すれば……」と2秒くらいは本気で悩みました。体感でいえば半日……いやこれは嘘かもしれません。そして頭のどこかで「ちゃんと名乗って、普段反応をくださっていることと素敵な楽曲を届けてくれていることについてちゃんとお礼を言おう。それが最低限の礼儀になるはずだ」と意志を固めながらも、本当にそうするのか結論は先延ばしに。まあイベントの時間が近づいてくるにつれてきちんと決心できたわけなんですが。

 

そんなこんなで当日初めてお会いしたツイッターの相互さんと共にいざ名古屋へ。PCゲームを見て回ったり、カフェであまショコの民としてオペラを食べたりと満喫し、とうとうジュエハキャラバンの時間。平静を装い(多分隠せてない)、店の外の待機列に並ぶ僕。心臓はバックバク。イベントスペースへ列が入った後は「本物だ……本物がいる……嘘でしょ……」とパニックになっていたり、店内モニターから流れてくるジュエハ楽曲のベースを口ずさんだり、体験版範囲では使われていない楽曲がなぜか予約キャンペーン告知ムービーで流れていて興奮させられたり、もうとにかく落ち着きという概念が消失していました。でもしらたま先生のサイン入りアリアンナ抱き枕の展示は並んでいる時にちゃっかり写真に収めていました。なんなんだこいつ。

さてイベント本番。抽選会で話をしていいものなのかと不安でしたが、ちょっとした話をされている方も前にいらっしゃったので名乗って少しだけ話をしようと改めて決意。まずはちょっとしたお菓子を差し入れとしてお渡しして。それから「あのー僕ぎょぎょなんですが……」とおそるおそる声に出しながら、「普段色々とありがとうございます」といったような言葉を続けるべきか迷っていたら「えぇ〜ぎょぎょさん!?」といった感じにKyoKaさんがとても驚かれていて。「うわっ名前で伝わってしまった!?認知されてるんだろうな〜なんて調子乗って考えたことはあったけどほんとにそうだった!?」という動揺で僕は頭が真っ白になってしまいました。語彙力を完全に失い、「ありがとうございます」と言いながら何度も頭を下げていた記憶が……冷静に考えると本当になんなんだこれ。僕は不審者か???でもなんというかこう、上手く正確な表現にはできないんですがKyoKaさんがくださった言葉はどれも僕にとって嬉しいものでした。本当にありがとうございます……

まあ伺いたいなと事前に考えていたことはテンションが上がりすぎて聞きそびれてしまったんですけどね。せっかく手提げカバン2つ持ちにしてまで楽譜を持って行ったというのに!!!!何をやっているんだ!!!!!

 

 

思い出話はこのあたりにして。ちゃんとアイドルシンガー・KyoKaさんの話をしましょう。

いきなり妙な話をしますと、低めの音域を得意とされているんだろうな〜と思っています。合唱でいうならメゾかアルト、だいぶアルト寄り?といいますか……特に五線譜の下に線が2本出てくるあたりで……(個人の意見です)

まあ音域については置いておいて。KyoKaさんの特色は「声色の幅広さ」。

曲調に合った歌声はどんなものか、という点を物凄く意識されていて、かつそれがきちんと表に出てきているんじゃないかなと思っています。「元々持っている自分の領域の中で表現し尽くす」「自分の領域を広く取る」のどちらかというと後者寄り。かなり想像が混ざる話になってしまうのですが、「声色を変える」という点において多分KyoKaさんは体の使い方がほとんど変わっていないと思うんですよね。少なくとも息の使い方に関しては軸を全くぶらさずにしている……はず。ポップス系歌手の方々が一般にどうなのかは正直詳しくないのでとてつもなく説得力が欠けているかと思いますが、これってめちゃくちゃ凄いことなんですよ。僕は合唱において発声を「柔らかめ」「軸」「ベース寄り」など使い分けるタイプなので余計に凄いと感じている面はあると思うんですけど。

 

さて、ここからはジュエハを除いたきゃべつそふと作品の楽曲について「僕が声色から何を感じ取ったか」を簡単に。

 

『きらめき*Chocolaterie』

活発でありつつ自身を客観視できる人。ハプニングに慌てることはあるものの、そういうこともひっくるめて心のどこかでは全部楽しめてしまうタイプ。

 

『Wish*upon a Star』

切実さ。外からではある程度の自信というか、確信を持っているように見えるが「想いが届くかどうか」を本気で心配している。

 

『桜爛ロマンシア

当事者ではなく語り部。登場人物を間近で見てきたかのような、真に迫っていると思わせるような喋り。

 

『雨露とビードロ

回想。どこまでも綺麗な思い出を、1人で振り返っている。

 

『ときめき*Decoration』

恋を自覚してからそれなりの期間が立ってもなお幼さの残る精神性。まだまだ自分の状態に慣れていない。

 

『虹色*Sweetie』

告白しても大丈夫、という確信を得る一歩手前。2人でいることは当たり前になっているが未だ内心では手探り状態。

 

『夢見ハナビラ』

語り部としての覚悟。登場人物への祈り。

 

 

なるべく声色のみに対してフラットな印象を述べたつもりですが……歌詞やサウンド、原作に引っ張られている面が見え隠れしますね。難しい……

KyoKaさんの書く歌詞が本当に好きなんですよ。特に「ハート型のチョコレート」や「君だけの花」あたりの恋にまつわる表現が大好きで。素敵だなあと。

 

 

対面した状態でここまで詳細に話すのは無理だったと思うんですけど、それにしたってもう少しこういった話を伝えられていればと思わずにはいられないですね。何とかならなかったんかぎょぎょまるよ……

本当にまとまりのない話になってしまいましたが、このあたりで一区切りとさせていただきます。

……この怪文書は本当になんだったの?