評価:75/100
思い入れ:88/100
1→2→3と順当に進化を重ねていたことがとても印象的なシリーズでした。
ヒロインの可愛さと主人公の器の大きさによってとても安心感がある物語だったと思います。コーヒーやお菓子まわりの描写にある程度の拘りが見えた点も良かったですね。
以下ネタバレ含む箇条書き感想
・セーブ数問題解決
セーブ数が充分以上に用意されたのがとても嬉しかったです。これからのきゃべつ作品ではこれがデフォになってくれると思うと感動もひとしお。操作が直感的でない点はご愛嬌。
・城川柚希
コハナシナリオ序盤の態度が◎。優しい心がよく表れていて「この主人公めっちゃ好き……」と再認識しました。
・メインシナリオ最初のエッチシーン
みつきさんとコハナのどちらも、最初のエッチシーンで獣人特有の発情を導入としていた点はモヤモヤしました。自覚の有無という違いがあったとはいえネタ被り感がありますし、関係性の積み重ねが丁寧に描かれていたからこそ、最初のエッチシーンに持っていくまでの流れはもう少し慎重になってほしかったなと思います。
・みつきさんが最高
最高。こんなに刺さるヒロインだとは思ってませんでした。ストイックに仕事へ向き合う姿勢が前作以上によく描かれていたように感じられましたし、恋愛まわりはみつきさん主観での場面も挟まれていたのがとても良かったです。