ぎょぎょ雑記

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竜姫ぐーたらいふ 1・2・3+ 感想

評価:73/100

思い入れ:100/100

※シリーズ通しての評価です。

 

「ラブコメ」とはなんなのか。それをこの上なく真っすぐに追及した作品でした。

男児向けの漫画のようなノリでテンポがよく、温かな気持ちにしてくれる展開もあり、読んでいてとても気持ちよかったです。

 

本作は純然たる「ラブコメ」です。これに尽きます。

ヒロインたちはみんな最高にかわいい。主人公の魅力はほどほどに(けれども不快感は一切なく)、ここぞという場面ではきっちりとキメてくる。抜群の安心感でした。

主人公とヒロインの距離が近くなるまでの過程は極めて短く描かれていますがきちんと説得力がありますし、なによりその過程からヒロインそれぞれの特色がよく表れていると思いました。

そして作品の大部分を占めているヒロインから主人公へのアプローチ。これが本当に良かったです。しっかりと主人公の取り合いを描くR18作品というのが新鮮に感じられました。共通ではそういうことをやる作品も時々ある印象なので、この点において個別√のない構造が上手く活きていたのではないでしょうか。

 

本シリーズに猛烈な熱を寄せているフォロワーの様子を見て「言うてそこまでじゃないだろ……?」と思いながら購入しましたが、本当に本当に良い作品だったと思います。大好きなシリーズとなりました。

 

 

 

 

そしてさんご。さんごなんですよ。

3のタイトル画面で言うと右上に鎮座されている最強ヒロイン。マジで最強です。2で武と交流し始めた時に「この子は僕の運命だな」と確信したんです。ここでは詳しく語りませんが、なにもかもがかわいい。さんご無しの人生はもう考えられません。大好き。

さんごに限らず、彼女たちの生活が見られないという現実はとてもではないですが受け入れられません。

秋を舞台にしたぐーたらいふ続編、出してくれますよねWhirlpoolさん……?