※本記事はネタバレしかありません。現在プレイ中、もしくはプレイ予定のある方はご注意を。
ツイートはしづらいし、ふせったーは使いすぎてシャドウバンになった苦い経験があるので使いたくない。ならばここで叫んでしまおう、という回です。
特にシナリオの見直しなどはせず、思いついたことをどんどんと適当に書きまくるので表記揺れが多々見られると思います。その点はご了承ください。
パッと思いついた好きなところを雑多に取り上げていきます。
・レイ先生とシャーロット先生
なんだこれ!!!!!なんだこの距離感!!!最高すぎんか????
いやもうほんとに……中盤あたりだと生徒の前でちゃんとジェローム先生って呼んでることが多いんですが、授業が終わってシャーロット先生が即座に教室へ入った時に生徒の前でロッティ呼びするの好きすぎる。しかもその後「うっかり呼んでしまった」と焦る様子が一切ないのがズルすぎる……平気な顔で呼べちゃうんだ……好きだ……
シャーロット先生の遺志をペガサス組の皆に渡すシーンはめちゃくちゃグッときましたね……本当に強い人間だよレイ先生……
あとエフェメラルエメラルドでノアにからかわれてるところ、つい変な声出ちゃいましたよ。
・ベルカについて
どこまでも真っ直ぐなキャラ造形してるのが好きです。メデューサ襲撃後もずっとずっと鍛錬を続けてるところとか……
剣に関して実直なのはもちろんとして、恋に対しても凄く真っ直ぐなのが良いんですよね……あまりにも精神性が美しいので彼女の姿勢は特段重いとは感じないところが良き。
これは個人的な意見なんですが、日差しに弱めという体質がなくても、きっと美容には人一倍気を遣う女の子だと思います。
・ヴェオとノア
気が狂いそうになりますね……絶対に噛み合わない意志を持つ2人。それでもお互いをきちんと尊重しあっていたんじゃないかなと思います。ヴェオからノアへの感情は中々表に出てきませんでしたけどね。「孤独とはどういうことかを学ぶ」面において、ペガサス組の皆と同じくらい彼の精神に影響を与えていたのはノアだったんじゃないかなあと僕は勝手に考えていたり。
会話にもならない、独り言をノアが言い続けているシーンが大好きなんですよね。というかヴェオとノアが一緒にいるシーンはどれも好きすぎて……凶弾に倒れるシーンやその後はとってもつらかった……
・VLOODY HEARTS VAMPIRE
いつもの冬茜トム。今回もほんとびっくりしました。リヴィアへ遠征するシーンで「あれ、石化してるし食料調達するのほぼ無理だよな……?空腹もノアの意志でなんとかなるのか……?」みたいな、ヒントになりそうな描写に違和感を持つこと自体はできてたんですが、まあこんな答えには行き着けませんでした。
Chapter Xは本当に凄い。種明かしのインパクトは抜群で、ソーマがペガサス組と激突する中盤は大号泣。そしてルビイとの想いをぶつけ合う終盤は凄くドキドキしてしまい。どこを取ってもエンタメとしての完成度が高すぎるんですよね。
世界観のインパクトを読み手に叩きつけてすぐにソーマとペガサス組の激突を見せることで、あのシーンの重さがグッと増してきていて。「クラスメイトと喧嘩して仲直り。以前よりもさらに親密になる」ってありふれすぎた展開じゃないですか。それをあそこまで熱量の詰まったシーンに仕上げられるのは流石すぎる……
・ギメルとの決戦(前半)
ここでペルセウス来るか〜!とテンションが爆上がりしつつ、「でもこれってメデューサじゃなくてギメル個人と向き合ってるわけだしちょっと……」と複雑な気持ちになった僕。それでもまあ結局は大好きなんだ……
種族の違うヒト同士で遊色を発動するの、やっぱり絆という言葉で片づけてしまうのはもったいないなあと思います。前の記事では絆と表現していましたが、あまり言語化したくなかったなあというのが本音なんです。言葉にした瞬間にその輝きが劣化してしまいそうな、そんな綺麗さなんですよね。
『Prism Overload』の雰囲気作りがまた最高で。イントロが凄く綺麗で、そこから先はきちんと地に足を付けているような重さがあるのが良いんですよね。決戦の始まりとしてぴったり。そして最後に『君とのミチシルベ』のフレーズを持ってくるのは反則。リアルでつい叫んでしまいましたね……
・ギメルとの決戦(後半)
ああ〜〜〜ダメです!!ダメですほんとに!!!最後のEpisode χからこの流れはズルすぎる……
「疲れたろう……セシリア」の優しい声音で情緒が限界にならない人間います????しかもその後一人称が"おれ"になるという……もう文句なしの優勝ですよこれ……
完全に妄想なんですけど、「ギメル・ロードベイン」とセシリアに名前を伝えてからは誰に対してもフルネームを口にしてないと思うんですよ。「……きれいな、名前」と言ってくれたから、その輝きは彼女だけの物にしよう、みたいな気持ちがあるのかなと。だから宣戦布告に来た場面では「ギメルロード」と名乗ったんだなと僕は考えています。
ヴェオが決着をつけるというのも最高すぎて……ギメルへの返答も凄くグッときました。
やっぱり男性キャラクターが魅力的な作品は強いですね。
・ソーマが抱いたエメラルド
展開の早さからプレイ時はあまり気持ちがついてこなかった最終盤。読み進めながら心にスッと落ちてきたのはソーマが新たに抱いた意志でした。
『記憶』のエメラルド。あんな出来事を経たらアリアンナのことは嫌でも忘れられないはずで、その上で「アリアンナのことは絶対に忘れたくない、忘れてはいけない」という気持ちがあったからこそのエメラルドなんですよね。
すごく痛々しいなと僕は感じました。だからこそここのシーンはじっくりとやって欲しかったというのはありますね。今では大好きな描写です。