評価:85/100
思い入れ:79/100
前作は個別√を読むのが苦痛すぎて僕の中での全体の評価が落ちてしまいましたが、今作はほどよいボリューム感でダレることなく最後まで走ることができました。
僕はツイッターで『サクラノ詩』を悪く言うことが結構多いです。何かというと、最終盤がいまいちパッとしなくて消化不良だったんですよね。
対して今作はIVからひたすらに上がっていく構成となっていて、気持ちよく読ませてくれました。特にVでは何度も胸が熱くなって……長山香奈が最高だった……
初期設定のフォントではテキストが激烈に読みづらい点は気になったものの、大満足のクオリティでした。物語のカロリーがとんでもなく重かったのでしばらく読み物はいいかな……という気持ちです。